作品を感じ、空気を感じ、人を感じる

nu vol.2のスペシャル特典にイルリメVS吉田アミのインタビューが - 吉田アミの日日ノ日キ

http://nununununu.net/
知らない方に、簡単に説明するとnuというのは対談のみで構成された(今回はコラムやマンガもありますます増量パワーアップ!)雑誌です。読むと話し言葉の力を再確認できます。相互理解、歩みよりすれ違い、納得し、諦め、また、理解しようとする姿勢が交差し、答えのようなものが見えたり、見失ったり、迷子になったり。しゃべり言葉に秘められたノイズや熱をそのまま、まる写しにされた世界がある。答えがあらかじめあるなかで、その答えをなぞる、というような商業誌が広告としてしか機能していないと絶望する私たちの福音と希望。そのほの暗い光には、無駄や齟齬や誤解やノイズが多い整理されたものとは言いがたい、そう、これは<情報>ではなく<情景>だといえる<何か>だと思います。そして、その<何か>には多分、名前はまだないです。そういった、現在の現場に出合える何か、の熱を感じたければ、是非。出合わないのはもったいない! インターネットではできないメディアの力を思い知るチャンス。やり手婆のようにキューピッドのように縁結びの神様みたいに誰かと誰かを引き合わせたいのです。

アドレスがカッコ良すぎる!


http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20060613/1150163980

2006年06月13日 amiyoshida いやいや、ノーカットじゃなく編集してあるところがイインデスヨ!シャープに切り取って、デザインされてるのでキモチイイんです。
2006年06月13日 junkMA 対談しかない本ってすげぇな! 知識のための本じゃなくて、感覚に刺激を与えるための本……素晴らしい! ノーカットの音声対談にしたらもっと面白そうだけど、その辺は“使える時間”という制約に引っかかる。

自分にとっては『“空気そのもの”を感じることが出来る』のが理想なんですが、どうしても“使える時間”という制限に引っかかってしまうので、やはり文章と言う表現方式に依存せざるをえないみたいです。ポッドキャスティングで分割配信してくれれば最高なんだけども、その辺はお金の問題がいろいろ絡んできちゃうのかな……あんまりその辺は詳しくない方なので『トークショーがあるじゃない!』という結論のつけ方を一応しておこうかなと思います。
吉田アミさんのコメントに対しては、“作品としての対談”、もしくは“作品としての本”という風に主張してると読み取りました。なんというか、自分は“メディアによる一方的な洗脳”みたいなものを気にしすぎていたみたいで、よくよく考えれば、作品なんてものは往々にして“洗脳そのもの”ですよね。まぁ、対談記事というひとつの“作品”に対してしっかり向き合った上で、自分自身も(さまざまな視点で)見つめなおせれば、安直に“洗脳される”ということはないと考えておくことにします。