俺は性を拒絶したかった

いつまでも女性を自らに発見しなければ、女の子は少年のままで在り続けることもできるはずなのだ。 - 吉田アミの日日ノ日キ
今までの<欲望されない身体>から<欲望される身体>へ。<欲望される性愛の対象>になった時、彼女たちは、はじめての屈折と屈辱を味わうのだ。自ら選択できない現実に打ちひしがれ、ある者は頑なに成長を拒み、ある者はやすやすと女へと変化し、ある者はもう一つの性に成り変わりたいと渇望する。

断片部 - inumashの犬小屋 - ナード系ギターポップ(パワーポップ)的男子
<欲望を期待される存在>としての男性が存在するとして、モテ/非モテってその辺が根幹にあるのかと夢想してみる。

男性でありながらにして、欲望されてこなかった自分は、女性のそれと同じく、性からの解脱を目指し、性を拒絶したかった。
でもやっぱり無理だった。どこにでも性愛の概念は付きまとうものらしい。
ならば、もう少し、感情と感覚を殺していくしかないだろう。
もしかしたら、食べる量が増えるかもしれない。覚悟しておこう。