信頼崩壊して憎しみに走ったゆえの非モテ道

奇刊クリルタイid:under-the-dogさんの書いたページを読んで、猛烈いたたまれない気持ちになったので、思いのたけを書いてみる。
under-the-dogさんの書いた内容を俺流に要約すると『あいつは自分と同じ非モテである、と(こっちが勝手に)思っていたのに、彼氏・彼女なんて作っていやがった!絶望した!』という感じになる。これは今の自分がmixi内で味わっている屈辱と非常に似ている。説明すると『mixiで知り合った友人(男)が、同じくmixiで知り合った共通の友人(女)と付き合い始めた。それ以降、幸せ光線ぶり撒きのごとく惚気日記を量産しはじめる。その段階で非常に腹が立っていたが、さらに惚気日記をぶり撒いていた友人(男)が自分の日記内で「自分は過去にモテに対していい気持ちではなかった」という意味を示す文章を書き記した! 非モテズムを経験していながらに、非モテを(一時的ながらに)脱却したからといって、(隠れも含む)非モテマイミクに対して幸せ光線をぶり撒くとは何たる所業じゃボケ!!!』ということである。
友人(男)は分かっているはずなのだ、自分が過去に非モテであったということは、同じことをしたらどれだけの潜在的憎悪を植えつけるかということぐらい……しかし、彼は惚気ボケてしまったのだ。更に、彼は自分が所属しているコミュニティ(mixi機能としてのコミュニティとは別の意味)の中核的な人物で、当人のやさしいキャラクター性も伴ってか、周りには祝福と惚気そのものをネタとする書き込みで溢れている。付け入る隙がないのだ。彼は惚気ネタそのものがマイミク万人に対して受け入れられているものと勘違いしているとしか思えない。俺は言いたい。あんたはバカかと。あんたにとってのポジティブが、必ずしも他者にとってのポジティブであるわけないだろう!
確かに、非モテ脱却という面から見て、恋愛というステップに駒を進めたあなたは、自分の世界とは違う位置に行ってしまったのかもしれない。そういうことを自分が意識してしまい、ひとつ先の世界へ行ってしまったと嘆いているゆえに生まれたアンチズムかもしれない。しかし、やはり許せないものは許せないのだ。あなたは弱者の気持ちを知っているはずだ。なんせ経験者だから。あなたとこんなことで気持ちがかみ合わなくなるのは辛すぎる。俺は知ってる。クリスマスシーズンなどになると「惚気日記がうぜーので、彼氏彼女持ちのマイミクは全て切らせていただきました^^」という姿勢を貫きざるを経なくなっている人を。共通の趣味で楽しく話し合えたにもかかわらず、そんだけの理由でコミュニケーションが断絶してしまった人を。もはや悲劇としか思えない。悲しすぎる。祈りたくなる。そんな悲劇を避けるためにも、どうか、弱者の気持ちを知ってるあなただけは、これ以上、(潜在的なものも含めた)非モテに圧をかけるような行為(好意)はやらないでいただきたい。心の底からそう願う。