卒業

音ゲー界隈にいてよく聞く用語として「卒業」というのがある。これは、親が「中学生になったんだし、いい加減ゲームから卒業しなさい」という時に使われる「卒業」とほぼ同じ意味を持っている。最近、この言葉に対してなにかもやもやとしたものを感じている。自分は、音ゲーというものは『比較的中毒性の高いゲームであって、すっぱりやめるということは相当の意志が無いと無理であって、やめるときと言うのは自然に遠ざかっていくものである』というものであるということを長年の経験から理解しているため、「卒業」などという宣言をしても大抵はやめないことを分かりきってしまったからだ。それでも「卒業」宣言は一向になくなることは無い。むしろ増えている。そしてそれに構う人も増えているし、復帰した時にも「おかえりなさい!」と普通に返していたりする。そういう応酬が、なにか不自然じみて見えるのだ。


あ、これってまた俺がコミュニケーションプロトコルに準じていないだけって事になるのか!?